循環器疾患
循環器疾患
当院では、循環器専門医が心臓・血管の病気を幅広く診療し、
検査から長期管理まで一貫して対応しています。

心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。
心不全は一度入院すると再入院を繰り返しやすい病気であるため、初回入院や再入院を予防することが非常に重要です。利尿薬を使用するだけでなく、心不全の原因となる不整脈や弁膜症、心不全を悪化させるような薬を使用していないかなどを確認します。当院では日々の体調変化を丁寧に確認し、心不全の悪化サインを見逃さない診療を心がけています。
当院では心不全の原因を調べるために、以下の検査を行います。
状態が安定した後も、院内で当日血液検査の結果説明が可能なため、腎機能や電解質、心不全の指標を確認しながら診察当日にお薬の調整を行うことができます。症状が落ち着いている時期も定期的に診察と検査を行い、日常生活を安心して続けられるよう継続的にサポートいたします。
狭心症や心筋梗塞は、心臓の血管(冠動脈)の血流が悪くなる病気です。胸の違和感や締めつけられるような痛み(胸痛)、動いたときの息切れなどがサインとなることがあります。はっきりとした症状がなくても、気づかないうちに進行している場合もあります。
当院では以下の検査を組み合わせて評価します。
必要に応じて専門医療機関と連携し、精密検査や治療をご案内します。
狭心症や心筋梗塞と診断された場合には、病状に応じて薬物治療を行い、症状の改善と再発予防を目指します。心臓CTなどの造影検査や、カテーテル治療などの専門的治療が必要な場合は、適切なタイミングで専門医療機関へ紹介いたします。治療後も当院で薬の調整や定期的な検査、生活習慣の改善指導を行い、再発予防と長期的な健康管理をサポートいたします。
不整脈とは、心臓の拍動リズムが乱れる状態で、脈が速くなる、遅くなる、不規則になるなどさまざまなタイプがあります。動悸、息切れ、めまい、ふらつきなどの症状がみられることもあれば、健康診断で偶然指摘されることもあります。
代表的な不整脈には、心房細動、期外収縮、洞不全症候群、房室ブロックなどがあります。
などを行い、不整脈の種類や原因を詳しく調べます。
不整脈の種類や症状の程度に応じて薬物治療や経過観察を行い、心房細動には必要に応じて脳梗塞予防の治療も行います。専門的な治療(カテーテルアブレーションやペースメーカー治療など)が必要と判断された場合には、専門医療機関へご紹介し、その後のフォローアップを当院で行うことも可能です。(ペースメーカー外来はまだ取り扱っていません。)
下肢閉塞性動脈疾患は、足の動脈が動脈硬化によって狭くなり、血流が悪くなることで起こる病気です。歩くと足が痛くなり、休むと楽になるといった症状が特徴で、進行すると安静時の痛みや傷の治りにくさにつながることがあります。
を行い、血流の状態を詳しく評価します。
症状が軽い場合には、生活習慣の改善や薬物治療を行いながら経過をみていきます。血流障害が高度な場合にはカテーテル治療などの専門的治療が必要となるため、連携医療機関へご紹介いたします。また、治療後の再発予防や薬の管理についても当院で継続的にフォローすることが可能です。
深部静脈血栓症は、主に足の深い静脈に血のかたまり(血栓)ができる病気で、足の腫れや痛み、左右差などがみられることがあります。この血栓が肺に流れると肺血栓塞栓症を引き起こし、突然の息切れや胸の苦しさなど命に関わる状態になることがあります。
などを用いて評価します。
血栓が確認された場合には抗凝固薬による治療を行い、血栓の拡大や再発を防ぎます。症状がなくても、入院中や手術後、がん治療中に見つかった血栓のフォローアップについても当院で継続して診察することが可能です。
心臓弁膜症や心筋症は、心臓の弁や心臓の筋肉に異常が生じ、進行すると心不全を引き起こす病気です。
弁膜症には大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症などがあり、心筋症には肥大型心筋症や拡張型心筋症などがあります。息切れ、動悸、むくみ、疲れやすさなどの症状がみられますが、初期には自覚症状が少ない場合もあります。
を行い評価します。
心臓超音波検査での経過観察、病状や生活状況に応じたお薬の調整や生活指導を行い、進行した場合には手術可能な専門病院へご紹介いたします。ご希望に応じて当院での経過観察も可能です。
腫瘍循環器(オンコ・カーディオロジー)は、がん治療と心臓・血管の健康を両立させるための新しい診療分野です。
がん治療の進歩により治療後も長く生活される患者様が増えており、治療後の長期的な体調管理が重要になっています。抗がん薬、分子標的薬、免疫療法、放射線治療などは高い治療効果が期待できる一方で、心不全や不整脈、虚血性心疾患、高血圧などの循環器合併症を引き起こすことがあります。
当院では、がんセンターを有する医療機関での診療経験を活かし、心血管リスクを丁寧に評価しています。心臓超音波検査、心電図、血液検査などを用いて心臓への影響を継続的に確認し、症状が現れる前からの予防的管理やお薬の調整を行っています。
がん治療中や治療後の方が、安心して治療や生活を続けられるようサポートしています。
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